金額だけを並べても比べられません。
何にお金を払っているのかが会社ごとに違うからです。
費用が決まる仕組みと、契約前に確認したい8つの質問を整理しました。
知多半島でAI導入支援を行うWEB企画事務所FREEが、自社の料金も含めて公開します。
同じ「AI導入支援」という言葉でも、中身はまったく違います。
見積を比べる前に、どの要素が入っていて、どれが入っていないかを確認してください。
| 要素 | 費用に効く理由 |
|---|---|
| 誰が現場に来るか | 営業だけが来て実装は別会社、という形は珍しくありません。聞く人と作る人が分かれるほど、伝言のロスと調整の手間が価格に乗ります。 |
| 訪問があるか | オンライン完結なら移動時間が要りません。そのぶん安くなりますが、実際の業務を見ずに提案することになります。どちらが良いかは業務の性質で変わります。 |
| 提案までか、実装まで含むか | いちばん大きな差です。提案書を受け取っても、それを動かす人が社内にいなければ止まります。実装まで含むかどうかで、必要な工数が変わります。 |
| 動いたあとも、壊れたら直しに来るか | AIは仕様が変わります。作ったものが半年後も動いている状態を保つには、保守と微調整が要ります。ここを月額に置く会社と、都度見積にする会社があります。 |
世の中のAI導入支援は、おおよそこの4つに分かれます。
どれが正しいということはなく、自社の状況に合うものを選ぶのが正解です。
| タイプ | 何にお金を払っているか | 向いている会社 |
|---|---|---|
| 研修型 | 使い方を教える時間。受講人数で価格が決まることが多い | まず全社員に触らせたい。社内に自分で組み立てられる人がいる |
| コンサル型 | 業務の分析と、どこにAIを入れるかの設計。成果物は提案書や計画書 | 情報システム部門があり、実装は自社または既存ベンダーでできる |
| 実装型 (FREEはここ) | ヒアリングから、実際に動く仕組みを作るところまでの工数 | 作れる人が社内にいない。提案書をもらっても動かせない |
| ツール導入型 | 特定のAIツールのライセンスと、その設定作業 | 導入したいツールが既に決まっている |
注意したいのは、研修型やコンサル型を選んだのに「作ってくれると思っていた」というすれ違いです。
契約前に「成果物は何か」を一言で確認しておくと防げます。
比較のために、自社の金額を先に公開します。
導入だけで終えていただいても構いません。月額顧問は任意です。
| 内容 | 金額(税抜) | 含まれるもの |
|---|---|---|
| スタートプラン (導入パッケージ) | 550,000円 | 1日の密着ヒアリング、環境の設定、自動化1〜2本の構築、実装後30日間のフォローと振り返りミーティング。現場に2〜3日入ります。31日目以降のサポートは別途 |
| ベーシック顧問 | 月 50,000円 | 作った自動化の保守・微調整(月2時間の範囲)。AI側の仕様変更にも追従 |
| グロース顧問 | 月 120,000円 | 上記に加えて、2ヶ月ごとの訪問と改善提案 |
| パートナー顧問 | 月 250,000円 | 上記に加えて、月1回の訪問と専任担当 |
PCの追加設定など、別途費用が発生する場合は見積の時点で「含むもの・含まないもの」を1枚にして先にお渡しします。
あとから増えることのないようにしています。
FREEに聞いていただいても構いませんし、他社に聞いていただいても構いません。
この8つに即答できるかどうかで、実際に自分たちでやっている会社かが分かります。
オンラインだけで完結する会社も多くあります。
それ自体が悪いわけではありませんが、実際の業務を見ずに提案することになります。
手を動かしている場所を見ないと、どこが本当に時間を食っているかは分かりません。
来る場合も、営業担当だけが来て、実装は別の会社や外注という形は珍しくありません。
聞く人と作る人が分かれていると、決めたことが正確に伝わりません。
誰が来て、誰が作るのかまで確認してください。
ここが最大の分かれ目です。
提案書を受け取っても、社内に作れる人がいなければ動きません。
「契約が終わったとき、何が手元に残るか」を一言で答えてもらってください。
先にツールが決まっていて、それに業務を合わせる進め方もあります。
逆に、業務を棚卸ししてから決める進め方もあります。
どちらの順番かで、合う業務・合わない業務が変わります。
特定のツールの代理店であれば、そのツールを勧めるのが自然です。
それ自体は悪いことではありませんが、「なぜそれなのか」を業務に即して説明できるかは確認してください。
納品後に触る人が決まっていないと、数ヶ月で使われなくなります。
その人への説明や教育が費用に含まれているかを確認してください。
作った仕組みが相手側の環境にしか無いと、契約終了と同時に使えなくなります。
どこに何が残るのかを先に決めておいてください。
AIの利用料(トークン費用)、ツールのライセンス、クラウドの費用。
これらをどちらが契約して、どちらが払うのかを決めておかないと、あとで揉めます。
Claude CodeやCodexを日常的に使って構築している会社は、決めたルールや手順を書いた設定ファイルを持っています(CLAUDE.mdなどと呼ばれる形式が代表的です)。
AIはそのファイルを毎回読みにいくので、誰が触っても同じルールで動きます。
チャットでAIに質問しているだけの使い方では、この種のファイルは生まれません。
会話を重ねるほど「前に決めたことをまた説明し直す」状態になり、担当者が変わると振り出しに戻ります。
「見せてください」と言って、実際にそのファイルを画面で出してもらえるかどうか。
なんとなくAIを触っているだけの会社と、日常的にAIエージェントを構築している会社の、いちばん分かりやすい見分け方です。
中小企業のうち、「適切なベンダーや製品を選定する情報が十分に入手できていない」と答えた割合です。さらに83.3%が「成功事例や活用事例の情報が入手できていない」と答えています。
出典:独立行政法人中小企業基盤整備機構「中小企業のAI等の利活用に係る実態調査」2026年3月公表。全国の中小企業10,000社に配布、有効回答1,668社。
つまり、AIを入れない理由は「必要性を感じない」からではなく、選ぶ材料がないからです。
だからFREEは料金も、AIと人の分担も、導入事例も、すべて先に公開しています。
何から始めるかが決まっていなくて構いません。
業務を伺ったうえで、AIに任せられる工程があるかどうかを一緒に見ます。
ご相談は無料です。